システム全体で日付の範囲と無効な日付の振る舞いを設定します。
Synopsis
$ZUTIL(69,32,n)
$ZU(69,32,n)
パラメータ
n システム全体で Caché 形式の日付の振る舞いを使用するかどうかを指定するブーリアン値
概要
$ZUTIL(69,32) は、2 つの関数を実行します。
$ZUTIL(69.32) は、$ZDATE の振る舞いのみに影響し、その他の日付と時間関数には影響しません。
パラメータ
n
使用する日付の範囲を設定するスイッチ。0 は有効な日付の標準 Caché を使用します (既定)。1 は有効な日付の ISM と互換可能な範囲を使用します。
メモ
有効な日付範囲の設定
$ZUTIL(69,32,0) は、Caché の有効な日付の範囲を設定します。この範囲は 0 から 2980013 までで、これは 1840/12/31 から 9999/12/31 までの日付に対応します。この範囲は $ZDATE mindatemaxdate のパラメータを設定することで制限できます。
$ZUTIL(69,32,1) は、ISM と互換性のある有効な日付範囲を設定します。この範囲は 1 から 94232 までです。これは、1841/01/01/ から 2098/12/30 までの日付に対応します。この日付範囲は、パラメータが 3 つ以下の任意の $ZDATE 関数の呼び出しに設定できます。$ZDATE 関数が 3 つより多くのパラメータを呼び出す場合、有効な日付範囲は、$ZDATE mindate パラメータと maxdate パラメータ (指定がある場合)、あるいは現在のロケールに設定された日付範囲のいずれかから取得されます。
$ZUTIL(69,32) の既定の設定は、Caché 製品の場合はすべて 0 で、ISM 製品の場合はすべて 1 です。
無効な日付の振る舞いの設定
無効な日付とは、正の数以外の数あるいは前述で指定した有効な日付範囲以外の値です。
無効な日付を設定すると、$ZUTIL(69.32,0)$ZDATE がエラー・メッセージ <ILLEGAL VALUE> あるいは <VALUE OUT OF RANGE> を返すようにします。この振る舞いは、$ZDATE の呼び出しで erropt を指定することによりオーバーライドできます。
無効な日付を設定すると、$ZUTIL(69.32,1)$ZDATE が NULL 文字列を返すようにします。この振る舞いは、パラメータの数に関係なく、すべての $ZDATE 関数呼び出しに設定されます。
このシステム全体のオプションは、Caché 構成マネージャの [詳細] タブで [その他] オプションを開き、[$ZDATE がエラー値の代わりに NULL を返す] で設定できます。$ZUTIL(69.32) を設定すると、Caché 構成マネージャの既定をオーバーライドできますが、Caché 構成マネージャの設定自身は変更しません。
$ZUTIL(69.32) の呼び出し
新規プロセスが生成されると、その $ZDATE の振る舞いは、Caché 構成マネージャ$ZUTIL(69,32) の現在の設定から初期化されます。$ZUTIL(68,32) を呼び出すと、現在のプロセスにこの振る舞いを置き換えます。$ZUTIL(69,32) の設定を変更すると、既存のプロセスではなく、次に作成したプロセスにのみ影響します。
n パラメータなしで $ZUTIL(69,32) を呼び出すと、現在の $ZDATE の振る舞いの設定 (0 か 1) を返します。
関連項目