Caché SQL ゲートウェイと Caché リンク・テーブルは、外部データベースでのテーブルやデータに対するネイティブの Caché オブジェクトと SQL 機能を提供しています。開発者はこれらを使用して、ActiveX、Java、SQL、および Web アクセスなどの多彩な Caché の機能をフル活用することができます。
このドキュメントでは、リモート Oracle9i サーバからのテーブルやデータと作業を行うための、Caché SQL ゲートウェイと Caché リンク・テーブルを使用可能にする詳細な手順を説明しています。
条件のリストも含まれます。
これから説明する手順は以下のバージョンでテスト済みです (また、括弧内に示されている関連するバージョンでも問題なく動作します)。
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Windows 2000 SP3 [5.00.2195] (Windows NT, Windows 2000, Windows XP)
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Oracle9i [9.2.0.1.0] (Oracle 8i, Oracle9i)
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Caché 5.0.0 [480.3/1463] (Caché 4.1.x, Caché 5.0.x)
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Microsoft Oracle ODBC Driver from MDAC 2.7 [2.573.9030.00] (MDAC 2.5, MDAC 2.6)
構成パラメータは以下の通りです (表示される順序通りです)。
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ORACLE_HOME:c:\oracle\ora92
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HOST:serv1.intersystems.com
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GLOBAL_DBNAME/SERVICE_NAME:db1.intersystems.com
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NET_PASSWORD:netuser1pass
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マシン A : Windows 2000 と Oracle9i サーバで実行されます。
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マシン B : Windows 2000、Oracle9i クライアント、および Caché 5 で実行されます。
Oracle9i サーバは、リモート・システム (および SQL*Plus などのローカル・ツール) にアクセス可能な Oracle Listener を持つ必要があります。既定では、ユーザが Oracle を起動するときに Listener も起動します。Listener は Windows サービスとして実行され、
OracleTNSListener などの名前を付けられます。Listener が動作中であるかを確認するには、
メニューの
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-
を選択し
をクリックします。
LISTENER =
(DESCRIPTION_LIST =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = serv1.intersystems.com)(PORT = 1521))
)
)
)
SID_LIST_LISTENER =
(SID_LIST =
(SID_DESC =
(GLOBAL_DBNAME = db1.intersystems.com)
(ORACLE_HOME = C:\oracle\ora92)
(SID_NAME = db1)
)
)
DB1.INTERSYSTEMS.COM =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = serv1.intersystems.com)(PORT = 1521))
)
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = db1.intersystems.com)
)
)
Oracle SQL*Plus ツールを使用して、この構成をテストします。
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メニューの
から
を選択すると、3 つのテキスト・ボックスを持つ
[ログオン] ダイアログ・ボックスが表示されます。
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ユーザ名 :scott [DB_USERNAME]
-
パスワード :tiger [DB_PASSWORD]
-
ホスト文字列 :db1.intersystems.com [SERVICE_NAME]
-
-
SQL*Plus: Release 9.2.0.1.0 - Production on Wed Feb 26 11:59:48 2003
Copyright (c) 1982, 2002, Oracle Corporation. All rights reserved.
Connected to:
Oracle9i Enterprise Edition Release 9.2.0.1.0 - Production
With the Partitioning, OLAP and Oracle Data Mining options
JServer Release 9.2.0.1.0 - Production
SQL>
-
SQL> SELECT ename, job FROM scott.emp WHERE JOB = ‘CLERK’;
-
ENAME JOB
---------- ---------
SMITH CLERK
ADAMS CLERK
JAMES CLERK
MILLER CLERK
これで、Oracle9i サーバの構成は完了です。
Oracle9i クライアントの構成 (マシン B)
DB1.INTERSYSTEMS.COM =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = serv1.intersystems.com)(PORT = 1521))
)
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = db1.intersystems.com)
)
)
Oracle SQL*Plus ツールを使用して、この構成をテストします。
-
メニューの
から
を選択すると、3 つのテキスト・ボックスを持つ
[ログオン] ダイアログ・ボックスが表示されます。
-
-
ユーザ名 :scott [DB_USERNAME]
-
パスワード :tiger [DB_PASSWORD]
-
ホスト文字列 :db1.intersystems.com [SERVICE_NAME]
-
-
SQL*Plus: Release 9.2.0.1.0 - Production on Wed Feb 26 11:59:48 2003
Copyright (c) 1982, 2002, Oracle Corporation. All rights reserved.
Connected to:
Oracle9i Enterprise Edition Release 9.2.0.1.0 - Production
With the Partitioning, OLAP and Oracle Data Mining options
JServer Release 9.2.0.1.0 - Production
SQL>
-
SQL> SELECT ename, job FROM scott.emp WHERE JOB = ‘CLERK’;
-
ENAME JOB
---------- ---------
SMITH CLERK
ADAMS CLERK
JAMES CLERK
MILLER CLERK
これで、Oracle9i クライアントの構成は完了です。
Microsoft Oracle ODBC ドライバの構成 (マシン B)
Caché 5 で Oracle9i にアクセスするには、Oracle9i 用の Microsoft Oracle ODBC ドライバを使用し、システム・データ・ソース名 (DSN) を作成する必要があります。
Microsoft Oracle ODBC ドライバは、基本的な Windows 2000 インストールの一部に含まれています。最新バージョンを取得するには、
http://www.microsoft.com/data にアクセスして MDAC 2.7 をインストールします。ODBC ドライバのインストール後、マシンを再起動します。
システム DSN を作成する方法は以下の通りです。
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-
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データ・ソース名 :db1test [DSN_NAME]
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ユーザ名 :scott [DB_USERNAME]
-
サーバ :db1.intersystems.com [SERVICE_NAME]
-
Microsoft Oracle ODBC ドライバ構成をテストするには、WinSQL などのサード・パーティ・ツールを使用します。http://www.indus-soft.com/winsql から、WinSQL Lite をダウンロードしたり、WinSQL を購入することができます。
WinSQL ツールは非常に便利ですが、ここで説明しているテストが目的であれば WinSQL Lite で十分です。
WinSQL を使用してテストを行う方法は以下の通りです。
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WinSQL、または WinSQL Lite を開始します。
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データ・ソース名 :db1test [DSN_NAME]
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ユーザ ID :scott [DB_USERNAME]
-
パスワード :tiger [DB_PASSWORD]
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-
SELECT ename, job FROM scott.emp WHERE JOB = ‘CLERK’
Note:
行の最後のセミコロンは、クエリの実行に必要
ありません。
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-
ENAME JOB
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SMITH CLERK
ADAMS CLERK
JAMES CLERK
MILLER CLERK
4 Row(s) affected
これで、Microsoft Oracle ODBC ドライバ構成が完了しました。
Caché SQL ゲートウェイの構成 (マシン B)
Caché SQL ゲートウェイで、リンク・テーブルを使用して ODBC 対応のリモート・データベースにアクセスすることができます。
ゲートウェイを構成する前に、リモート Oracle9i サーバへの接続を許可するために Caché サーバに対する Windows の認証を構成する必要があります。
ネットワーク・サーバのユーザ名とパスワードは、マシン A (Oracle サーバ) へのリモート・アクセスに有効であり、マシン B (Caché サーバ) での現在の Windows 認証コンテキストに一致する必要があります。
Caché SQL ゲートウェイの構成とテストのプロシージャは、以下の 4 つのセクションに分類されます。
Note:
このセクションで行われた変更を有効にするには、Caché を再起動する必要があります。
リモート Oracle9i サーバの認証を構成する手順は、以下の通りです。
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Caché SQL ゲートウェイを構成する手順は、以下の通りです。
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SQL ゲートウェイをテストし、リンク・テーブルを追加する手順は以下の通りです。
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Caché リンク・テーブル・ウィザードを開始するために、
CTRL-T キーを押します。
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適切なプロパティ (テーブル列) を選択し、
[次へ] をクリックします。
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必要に応じてプロパティ属性を編集し、
[次へ] をクリックします。
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SQL ゲートウェイ接続とリンク・テーブルのテスト
SQL ゲートウェイ接続とリンク・テーブルをテストする手順は以下の通りです。
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[Caché SQL マネージャ] で
CTRL-Q キーを押してクエリ・ダイアログ・ボックスを呼び出します。
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SELECT ename, job FROM scott.emp WHERE JOB = ‘CLERK’
Note:
行の最後のセミコロンは、クエリの実行に必要
ありません。
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ENAME JOB
1 SMITH CLERK
2 ADAMS CLERK
3 JAMES CLERK
4 MILLER CLERK
これで、Caché SQL ゲートウェイ構成が完了しました。