インターシステムズが
開催・参加したイベント
開発者向けカンファレンス DEVCON 2008 ご報告
2008年3月30日(月)〜 4月2日(水)に米国フロリダ州オーランド、シーワールド・ルネサスリゾートにて、InterSystems DEVCON 2008が行われましたので、レポートします。
InterSystems DEVCON とは

InterSystems DEVCON は、インターシステムズ社が毎年行っているカンファレンスで、製品戦略や新機能の発表のほか、製品の様々な開発技術の側面から有用な使用方法を解説したセミナー、お客様による応用事例のご紹介やパネルセッションなど、多様なプログラムが用意され、技術者から経営者まで、様々なレベルの方々にご参加いただいています。
1978年に設立されたインターシステムズ社は、今年で設立30周年を向え、今回は記念すべきカンファレンスとなりました。30周年を祝う趣向も随所に見られ、MUMPSの創始者の1人であるオクト・バーネット氏、パートナーヘルスケアCIOジョン・グレーザ氏など多くの方々よりお祝いのビデオメッセージが寄せられるなど、暖かい雰囲気の中、過去最高の550名以上の参加者を向え、盛況なDEVCONとなりました。
先進的なテクノロジパートナーとして、お客様に貢献したい:基調講演より
基調講演で、冒頭挨拶に立ったCEOテリー・レーガンは、これまでのビジネスを振り返り、30年を迎えられた御礼を述べました。今後も、より一層お客様との関係を強め、お客様の成功に貢献できる創造的なテクノロジパートナーであり続けたいと抱負を語りました。また、特にビジネスの中心である医療については、優れた技術を提供することによって、医療提供者を助け、世界の医療の向上に貢献したいとコメントをつけ加えました。
次に、COOであるジョン・マコーミックは、2007年のビジネスを振り返り、特に、昨年は子会社連結を含め、約2億5千万ドルに達し、メンテナンスビジネスが大きく、ビジネスの基盤が磐石であることを強調しました。また、インターシステムズ社が、CMO評議会(http://www.cmocouncil.org)の顧客好感度調査で No.1 になったことに触れ、本当の意味でのお客様第一というインターシステムズ社のビジネスの基本姿勢が評価され、大変嬉しいと述べました。さらに、インターシステムズ社との協業のメリットを、オーストラリアのSurgiDat社の成功など具体的な例を挙げて、紹介しました。
戦略立案担当役員のポール・グラブシャイは、改めてインターシステムズ社の方針を述べました。昨年から“Connected(接続・連携された)”を標榜し、医療を始めとする様々な分野を、“Connected”を実現することに注力したいと語った後、具体的な製品拡張機能を紹介。Cachéの今後の拡張点として、以下の5つの点を挙げました。(1) 言語サイドでのパフォーマンスとスケーラビリティ、(2) ZENの拡張(ブラウザでのユーザ経験の改善)、(3) RAD、(4) 信頼性・高可用性・管理、(5) セキュリティ(SQL、SSL)。
また、将来バージョンの新機能の目玉として、BIツールのDeepSee、IDマネージメント機能を、正式な製品発表に先駆けて紹介しました。
DeepSeeは、Caché、Ensemble に追加されるオプション機能で、リアルタイムでのトランザクションデータ分析をするツールで、IDマネージメントは、顧客マッチングメカニズム。どちらも市場での要望が強いものです。
ユーザや開発者に大変有用な、充実した多様な内容

DEVCON全体を通して、SOA、Web技術、セキュリティ、可用性、パフォーマンスなどの技術セッションやハンズオンアカデミーのほか、先進的な取組みをしているユーザによる事例やパートナーソリューションをデモを交えて紹介するパートナーパビリオンも設けられており、ユーザにとって大変参考になるものです。また、米国の医療ITでは、中心的な役割を果たしているハーバードメディカルスクールCEO、ジョン・ハランカ氏や、ネットワークセキュリティでの第一人者でセキュリティグルとして著名なブルース・シュネイヤ氏などによる特別講演なども行われ、先端技術、医療IT、経営、技術トレンドなど幅広い分野のトピックを網羅した充実した内容となりました。
ジョン・ハランカ氏による、“Connecting Patients, Payers, and Providers” という講演では、米国での国レベル、地域レベルでの、医療情報共有や連携に向けての施策や標準化に向けた努力を紹介しました。ス・シュネイヤ氏による “Security: What Works, What Doesn't and Why” と題した講演では、ネットワーク社会における情報の危険度と、セキュリティ構築において考慮しなければならない点について、解説しました。
イノベータアワード発表
DEVCONでは、毎年革新的な新規アプリケーションを開発した開発者の表彰が行われています。今年も、世界18カ国60の応募がありました。その中から、以下のアプリケーションがアワードとして選ばれ、表彰されています。
- 1位 CSC (オランダ)/ 全国患者情報交換プロジェクト
- 2位 Forerun (米国)/ 救急部門でのダッシュボード
- 3位 ForHealth (米国)/ 点滴ルームワークフロー自動化システム
- 社会貢献賞 Lunar Technologies (スリランカ)/ 途上国での医療の質向上に貢献
- スチューデン賞 Moscow Engineering and Physic Team (ロシア)
InterSystems DEVCONについて

InterSystems DEVCON は、ご紹介したように多様な充実した内容をお届けするカンファレンスです。また、テリー・レーガンをはじめとするインターシステムズ社の経営陣や製品開発担当者との交流や、各国の多くのデベロッパの方々と直接の会話や意見交換などができるよい機会です。
ご参加者にお楽しみいただけるサプライズ・パーティも用意しており、ビジネスや開発に役立つだけでなく、大変楽しめるイベントです。是非、皆様も実際にご参加いただき、その醍醐味を体験していただければと思います。
※カンファレンスの詳細については下記URLをご参照ください。
DEVCON 2008概要 http://www.intersystems.com/devcon2008/index.html
DEVCON 2008 アジェンダ http://www.intersystems.com/devcon2008/agenda.html

