問題を多く抱える環境で、
質の高い医療を実現
|
窮迫した環境において、増え続ける患者に、どうやって質の高い医療を提供するができるでしょうか。南アフリカのダーバンにある、Sinikithemba HIV/AIDSケアセンターではWebベースの医療情報システム InterSystems TrakCare™ に移行し、数千もの人々を、以前よりも効率的に集中した診察と治療ができるようになりました。 私達の理想は、技術を置き換えるのではなく、医師と患者間の関係を深めるために活用することです。TrakCareがもたらした結果と利益を、大変嬉しく思っています。マッコード病院 病院長 |
![]() |
医療提供者にとって、最優先は医療の質です。患者の数が増え、リソースが益々手一杯になる状況で、患者1人1人に優れた治療を行うためには、病院スタッフは、必要な情報へ迅速に、かつ、効率的にアクセス可能である必要があります。
このことは、Sinikithemba HIV/AIDS ケアセンターでは、正にその真実です。Sinikithembaとは、ズールー語で「希望の場所」という意味です。マッコード病院の一部門である同センターは、国内でもHIV/AIDSの最も高い感染率と、拡大を見せているこの地域で、集中的な診療と、抗レトロウィルス治療を行っています。これにより、ケアセンターは国際的な知名度も高く、米国のハーバード大学をはじめ、世界各国の病院や大学の主だった研究者から注目を集めています。
しかし、南アフリカのHIV保有者やAIDS患者は増え続け、600万人以上に上ると見られています。医療提供者、特に紙ベースの診療記録に頼っている医療提供者が、重圧を感じるのは無理もありません。Sinikithembaでは、毎日多くの患者が訪れ、彼らは、別々の看護師、医師、薬剤師や他の医療提供者に会っています。一方、紙のカルテは、部門から部門へ、広範囲に渡って移動し、病院スタッフはそれを探すために彼らの貴重な時間を使うことになります。
このような環境では、仕事のやり方を変えることは現実的ではありません。Sinikithembaが本当に必要としていたのは、電子患者記録システムで、全ての医療専門家が、ボタンひとつで患者情報の一連の診療行為にアクセス可能な、診療に特化したソリューションでした。
![]() |
TrakCare のソリューション TrakCareを使い始めてからは、同僚や他の部門の情報を探し回らなくてもよくなりました。Sinikithembaケアセンター |
マッコード病院、病院長のヘルガ・ホルスト医師は次のように述べています。「私達が最も重視しているのは、医療の質と効率性です。TrakCareのおかげで、両方とも改善させることができています」
パスワードによるアクセスで、認証された全ユーザは患者情報を閲覧することができます。この情報は、T細胞の数から結核や肝臓炎などの病歴、抗レトロウィルスに対する反応にまで及びます。これらの情報を利用して、システムが、オプションで医師へのフィードバックや、国のHIV/AIDS統計機関への情報提供のためのレポート作成をすることが可能です。
TrakCareのインターフェースやワークフローはカスタマイズ可能なので、TrakCareを使うために、医療専門家は業務フローを変更する必要はありません。それ以上に、TrakCareには主要な管理システムと統合可能なため、病院の財務状況を管理するのに使うこともできます。ホルスト医師は、特にその点を高く評価しています。「TrakCareの強みは、電子患者記録と管理システム、財務システムと組み合わせている点です。私達がこれまでに見てきた中で、最良のソリューションです」
Sinikithembaでの医療の変革
TrakCareが導入されてから、Sinikithembaケアセンターのスタッフが提供する医療は、非常にハイレベルになりました。
以前は、15分の診療時間の多くは、別の部門の患者の記録を探し出すだけで終わっていました。現在は、医療提供者は、その時間のほとんどを、最善を尽くして患者に優れた治療を施すために使うことができます。マッコード病院 財務責任者のジミー・キャロル氏は次のように証言しています。「電子患者記録に移行したことの利点は、医師、看護師、ケアワーカーにとって、アクセスが迅速化されたことです。」
TrakCareがSinikithembaの医療スタッフにもたらした利益は、速さと効率性だけではありません。膨大なデータが、TrakCareの医療情報システム経由で照合可能なため、調査研究にも、大きな力となりました。ハーバード大学やマサチューセッツ総合病院のような世界的に著名なHIV専門医師や研究者は、マッコード病院やSinikithembaに医師や医学生を派遣して、TrakCareを使って、処方に対するウィルス耐性といった、HIVやAIDSの徹底的な研究を行っています。これは、新しいシステムを使えば、より単純化して行うことができます。Sinikithembaのシニア研究員、セニカ・チェティ氏は次のように述べます。「必要な全ての情報をTrakCareにもつことで、色々な物事を簡単に行うことができました。検査結果、処方記録、患者の健康診断表や感染の可能性には、簡単にアクセスできます。一般的な環境では、その情報を様々な部門から集める必要がありました」
TrakCareは、ケアセンターの抱える課題を解決し、利益をもたらしました。患者にテキストメッセージを送信し、来院、種類や摂取量も含めた薬の服用についての確認を行い、Sinikthembaが、地域全体を網羅して人々の生活の中心に医療を提供することを支援しています。
もしこのシステムの使用が難しかったなら、これらの利点の1つも得ることはできなかったでしょう。ジミー・キャロル氏は、「TrakCareで、必要なことを簡単に行うことができました。これはシステムの素晴らしい点の一つでした」と、確認しています。
TrakCareの利点を確証し、今日、クリニック、親病院であるマッコードでもシステムの導入を進めています。ホルスト医師は、このような技術が、病院やケアセンターでの医療の質を次のレベルに押し上げることができると確信しています。同医師は、次のように熱く語ります。「TrakCareは私たちを、情報時代に突入する進化の新段階へと導いてくれました。必要なデータを引き出し、可能な限り早い段階で例外を発見することができ、得られる効率性は、測り知れません。過去の患者記録の管理、患者の追跡、傾向の監視、病室や手術室の使用状況、罹患傾向、待ち時間、生産性、在庫欠品などのモニターなど、より簡単に行うことが可能になります。
|
ホルスト医師は、次のように語っています。「私達の理想は、技術を置き換えるのではなく、医師と患者間の関係を深めるために活用することです。TrakCareがもたらした結果と利益を、大変嬉しく思っています。」 TrakCareは対話型で、どの時点でも更新、利用が可能なので、大きな効果をもたらします。ハードコピーや、手書きのメモに頼っているよりも、はるかに正確です。Sinikithembaケアセンター |
![]() |




