プリモスNHS ICT シェアードサービスの
新規インテグレーションソリューション

情報技術展望の大きな変更に際し、プリモスNHS ICT シェアードサービス社は、同社の医療アプリケーションを統合するための新しいソリューションが必要でした。InterSystems Ensemble®の導入により、同社は既存投資を保護し、いかなるシステム間でもインターフェースがとれ、かつ、NHSのITのためのナショナルプログラム(NPfIT)に参加するよい位置づけにいることができます。
プリモスNHS ICT シェアードサービス社は、プリモスへルスケアコミュニティ(プリモスホスピタルズNHS、プリモス教育プライマリケアトラストと63の一般開業医院からなる)内で、1万5千ユーザをサポートしています。
同社の技術部門の責任者であるアンディ・ブロフィールド氏によると、非常に複雑なインターフェースを介して、20以上の医療アプリケーションが中央の患者管理システムと接続されてます。
「当社は常にベスト・オブ・ブリードのアプローチをとり、
最良の医療システムを購入してインターフェースをとります」
- プリモスNHS ICTシェアードサービス社
技術部門責任者
アンディ・ブロフィールド氏
この非常に優れたポリシーによって、iSOFT(IBAヘルスグループカンパニ)のアプリケーションを、この組織が広く使用しています。iSOFT社のiPM患者管理、iCM臨床管理システムは、通常、iPMのインテグレーションエンジンのコンポーネントであるiSOFT iIEを通して、部門システムと接続しています。
NHS のNPfIT インプリメンテーションは、iPMとiCMを、ローカルサービスプロバイダCSC社が運用するメイドストーンのリモートデータセンターへ転送することが必要で、これは、プリモスにとって大きな問題となります。彼らのアプリケーションのいくつかは、これらのシステムからアドホックデータクエリを受けとる必要があるからで、これが、不可能になるのです。シェアードサービスのチームは、この問題に対処する新しいインテグレーションツールを見つける必要がありました。そのツールは、拡張性、将来性、柔軟性に優れ、コスト効率のよいものでなければなりません。さらに、よいアプリケーション・プログラミング・インターフェースをもつ迅速な開発環境は、必須でした。

Ensembleは、ソリューション評価全体を通して、高いスコアを得ています。高性能オブジェクトデータベースが組み込れており、メタデータ、メッセージ、プロセス状況の情報を保存します。また、強力なアプリケーション・プログラミング・インターフェースと直感的に使用できる管理ツールを備えています。さらに、既存のベンダ関係もあり、高性能オブジェクトデータベース InterSystems Caché®は、プリモスパソロジシステムズの鍵となるコンポーネントであり、今後も継続的に活用されます。
「当社にとって新しい技術を使って開発を進める予定でしたので、
優れたサポートとトレーニングが必要でした。インターシステムズ社は、
当社の要望とインターフェースの開発方法をよく理解していました。
彼らは非常に高い業界の評価も得ています」
- プリモスNHS ICT シェアードサービス
技術部門責任者
アンディ・ブロフィールド氏
2008年に予定されているシステム移行予定より随分前の、2006年7月にEnsemble採用が決まりました。インターシステムズ社は、Ensembleを、プリモス社のVMware Windows 2003サーバ環境に、シャドウイング機能を付加してインストールし、新たに形成されたプリモスインテグレーションチームに対して、クラスルームと実践的なトレーニングを提供しました。
このチームは、これまで、リモートで運用している放射線システムとの接続、iCMとiPMデータを受け取るためのiSOFT iEへのインターフェース、産科、感染制御、組織生理学アプリケーションとの接続を含む、10以上の新規インターフェースを展開しました。インテグレーションチームと協力し、インターシステムズ社の開発スタッフは、iCM、iLAB 間の複雑なインターフェースを確立しました。 この2つの間は、インターシステムズベースのローカルリポジトリを作り、患者基本情報データを持たせ、複数の医療システムからアクセスするようにしています。
Ensembleは、強力で柔軟なツールを提供し、提案されたデータセンタの移行に関する懸念を払拭しました。iPMとBaderナショナルシステム間にあるようなシンプルなWebサービスのインターフェースの作成は、ほんの2日ほどで接続可能になります。InterSystems Ensembleは、グラフィカル、XML、コードベースの統合された開発環境を提供し、アプリケーション間のカスタムアダプタの開発が可能です。「InterSystems Ensembleを使うと、どのようなシステム間の接続も可能になります。Ensembleのような、プロフェッショナルな方々が信頼するインターフェースエンジンの利点に触れ、私たちも数年前に導入していればよかったと思いました」と、ブロフィールド氏は語ります。
「インテグレーションプラットフォームのようなものを扱う時は、
サポートのよさは、最も重要なことです。インターシステムズ社の
プロフェッショナルなトレーニングとサポートサービスによって、
初期のラーニングカーブを難なく越えることができました」
- プリモスNHS ICT シェアードサービス
技術部門責任者
アンディ・ブロフォード氏
システムのインターフェースの様々な方法を提供する多機能な接続性は、複雑なデータ操作のための強力なスクリプティングを備えた直感的なグラフィカルインターフェースにより、簡単に作成が可能です。Ensembleは、全てのインターフェースに対して一貫した抽象レイヤをもち、維持管理を軽減する、オブジェクト指向環境を提供しています。このユニバーサル・インテグレーションは、Microsoft .NET、Javaなどを含む、いくつかの開発プラットフォームを使用することができます。XMLを使った新規のインターフェース規定をエクスポートすることで、その専門性とインターフェースソリューションは、他のNHSトラストと共有することが可能です。
このこと全てにより、プリモスNHSユーザは、非常に優位な立場にたつことになります。iPMとiCMがメイドストーンに移行される前は、新しい医療システムは、プリモスがNHSのNPfITの参加を危うくすることなく、素早く接続でき、または、簡単に変更が可能でした。例えば、全ての関連システムのメッセージングは、NHSナショナルプログラムが規定した一般的なHL7メッセージセットに置き換えられます。この移行計画は、iSOFTの医療ソリューションを評価している他のNHSトラストにも注目されています。「インターシステムズ社のサポートは、製品同様非常に素晴らしく、InterSystems Ensembleは、私どもの全ての要望に応えています」と、ブロフィールド氏は、述べています。
「InterSystems Ensembleは、NHSナショナルプログラム戦略をからめながら、
私どもが、医師にとって、ベスト・オブ・ブリード・システムを選択するという方針を
立てることを可能にします。Ensembleのお陰で、コスト効率がよく、管理と拡張が可能な方法をとることができます」
- プリモスNHS ICT シェアードサービス
技術部門責任者
アンディ・ブロフォード氏
現在のプロジェクトフェーズの先では、Ensembleは、ローカル管理情報を拡張するデータウェアハウスの構築に使用できる可能性があります。また、長期計画には、iSOFTのLORENZOを導入する仮計画もあります。プリモスNHS ICTシェアードサービスは、既存システムと統合し、新しいビジネスプロセスをサポートし、かつ、そのデータがいつでもどこでも必要に応じて利用することができるソリューションの開発の準備ができています。

