オランダ、全国共通の電子カルテを実現するためのコア・テクノロジとしてEnsembleに期待
2005年、オランダの国立医療情報学研究所(NICTIZ)は、患者情報を電子化し、それを全国の医療提供者が共有できるインフラを構築すべきであるとして、国内の各種医療機関を代表して思い切った行動を起こしました。他の地域で起こっている同様の試みと同じように、ケアの質と医療の実施効率を上げつつ、コストダウンを図ることが目標です。オランダの取り組みは、他の同様なプロジェクトに比べ、早い段階で技術面の中間目標を達成しました。インターシステムズの迅速なインテグレーション・ソフトウェアEnsembleを使ったことで、実現したのです。
2005年10月、このプロジェクトのシステム・インテグレータであるコンピュータサイエンス社(CSC)は、核となるナショナルスイッチポイント(NSP)システムのテクノロジとしてEnsembleを選択しました。NSPは、各患者の記録が存在するすべての場所、および関連する臨床システムのレジストリを指す中央インデックスを保持しています。また、システム・ユーザの認証と認可を扱い、すべてのトランザクションをログに記録して監査の要求に応えます。CSCのチームはわずか4か月で、Ensembleを修得し、収集と分析の要件をまとめ上げ、NSPソフトウェアの開発、テストおよび展開を完了しました。
「Ensembleを使用したところ、シンプルで容易に管理が可能になり、しかも求めていた処理速度を実現し、NSPが求めるパフォーマンスとスケーラビリティに対応できました。」
-- ボブ・スハット氏
CSC ソリューションアーキテクト
CSCでNSPを開発したハンス・リートフェルト氏は言います。「システム設計と仕様作成を担当した弊社のアーキテクトは、それらの仕様を実装する開発者と共同歩調を取ることを強く求められました。Ensembleで、開発がたいへん速く進みました。」NSPプロジェクトでEnsembleが選ばれた理由は以下のとおりです。
- インターシステムズの医療分野における豊富な実績
- 短期間での開発が可能な環境
- メッセージングの標準であるHL7v3を広範にサポート
- 高性能なXMLおよびメッセージの処理に“仮想ドキュメント”を使用
- メッセージング・パフォーマンスが極めて高い(年間に40億件、データ・サイズにして20テラバイト以上のメッセージに対応可能)
- システムで処理されたメッセージがすべて、自動的に永続化
- Webベースの管理ツールで容易に管理可能
- 予め組み込まれている、高いパフォーマンスとスケーラビリティを持つオブジェクト・データベース
CSCのソリューション・アーキテクト、ボブ・スハット氏は言います。「Ensembleを使用したところ、シンプルで容易に管理が可能になり、しかも求めていた処理速度を実現し、NSPが求めるパフォーマンスとスケーラビリティに対応できました。
NICTIZにとってEnsembleは、これまで以上の作業をより速く処理できるうえ、管理が容易で、さらに費用低減をもたらすものでした。」

