BNPパリバ証券サービス、Cachéを使った新しい電子商取引ソリューションを提供し、リテールファンド・マネジャーの電子化を推進

主な利点

  • Web
  • 高パフォーマンス
  • 拡張性

電子商取引の登場は、銀行との取引手段に関する顧客の期待を高めました。特に、顧客はファンドマネージャとより密なコミュニケーションを期待し、ISAやPEPのような自身の投資商品へのオンラインアクセスを望んでいます。

1年間に全体で5,000万ポンドの取引を抱えるBNPパリバ証券サービスでは、毎年、イギリスだけで約40万人の投資家の投資取引を、ブローカに代行して行っています。

BNPパリバ証券サービスは、フランスに拠点を置くBNPパリバ、パリの国際投資事業部門であり、イギリスやヨーロッパの60社以上のブローカへ総合的な投資管理サービスを提供しています。BNPパリバ証券サービスではインターシステムズのe-DBMSであるCachéの技術を使って、ファンドマネジャが各投資家にPEPやISAの口座の詳細情報をオンラインで提供し、また取引もインターネットを通じて行なうことができるようになりました。投資家は、登録、過去の取引の閲覧、オンラインでのアプリケーションフォームの提出、詳細な評価額、口座状況の確認、利益の修正、借り入れ指示、投資内容の変更を行えます。B2Cの電子リテールソリューションとして、ファンドマネジャが使うフロントエンドのアプリケーションと、BNPパリバ証券サービスのバックエンドシステムを統合し、これは、最終的な投資家には引き続き見えないようになっています。

BNPパリバ証券サービス、代表取締役のトニー・ソルウェイ氏は以下のように述べています。「基本的に、当社は当社の顧客であるブローカの電子化を推進しています。当社の電子商取引ソリューションは、ブローカのウェブサイトに組み込むように設計されています。そのようにソリューションを提供しているため、どの点から見ても、実際の投資家は、ファンドマネージャのウェブサイトにアクセスしていると思います。」

ソルウェイ氏は次のように付け加えています。「ビジネスサーバ・プロバイダとして、BNPパリバ証券サービスは、日々増大する競合と、電子化の進む市場の中で、運用に必要なソリューションを顧客であるブローカへ提供することを約束しています。個人投資家が金融先物取引で握る主導権の割合が大きくなるにつれ、ファンドマネジャは、彼らへインターネット経由で正確でタイムリーなデータを提供しなければならないというプレッシャが増大します。BNPパリバ証券サービスの戦略では、ファンドマネジャに、彼らのビジネス目標を達成するのに必要な技術へのアクセスと、同時に当社が提供する規模の経済から生じる利益を提供します。」

同社はインターシステムズの技術を1984年から導入しています。近年、市場評価を行い、核となるトランザクションシステムをWeb上に移行しました。ソルウェイ氏は移行を進める中で、運営グループの責任者として指揮をし、それを推し進めるための様々な技術選択の評価を行いました。

"Cachéから得られる利益は非常に大きかったので、我々は、Cachéを使い続けることに決めました。"

- BNPパリバ証券サービス 代表取締役
トニー・ソルウェイ氏

「技術面から見れば、インターシステムズの技術の前バージョンを使って構築されたレガシー処理システムとは分けて考える必要がありました。」と、ソルウェイ氏は述べました。「当社には、全く新しいものを採用するか、既存のインターシステムズの環境をCacheを使ってWebに拡張するか、という2つの選択肢がありました。当社の視点から考えると、これは非常に難しい決断でした。レガシーのインターシステムズ技術にも長い間満足しているユーザが居たためです。事実、そのシステムは拡張性があり生産的な運用環境だったので、ユーザは好んで使っていました。その利用分野を拡張するには、専門技術家の特別な技術が必要でした。Cachéを使って当社のリテール投資運用サービスをインターネット環境に移行する拡張を行うことで得られる利益は、非常に大きかったので、インターシステムズを使い続けることを決断しました。我々は、開発の速さと堅牢性にはこの上なく満足しています。ハードウェアとソフトウェアの両方で、信頼性のあるインフラが構築できました。Web技術者としての技術を高めるために、中心となるCaché開発者同士でトレーニングを行いました。

BNPパリバ証券サービスのアプリケーションは、試験運用を成功させた後で、実稼動を開始しました。サービスは今年後半に、イギリスを拠点にリテール市場で運用を行っているファンドマネージャへ展開される予定です。Cachéのアプリケーション層を使って、旧トランザクションシステムを新しいWebのフロントエンド環境に接続し、Cachéは既存のアプリケーションを統合したため、BNPパリバ証券サービスは、新しいアプリケーションを、ビジネスフロー上大きな寸断もなく展開することができました。

キャップジェミニ社ではBNPパリバ証券サービスのハードウェアを、ロンドンを拠点とするヴォクスホール社のセキュアなサイト上で稼動させています。文字通り24時間365日運用で、システムダウンは1度もありません。アプリケーションはデータベースサーバ、アプリケーションサーバ、ウェブサーバから成る3層のクライアントサーバ・アーキテクチャ上に構築され、各サーバは全て二重化されています。CachéからHTMLページを生成するために、Javaアプレットを使用しています。現在、このアプリケーションは24時間365日サポートを維持しながらも、1時間に1万以上のクリティカルなウェブページを処理可能です。

「私達のビジネスは、非常に速いスピードで成長しています。年初から直ぐに電子商取引ソリューションの構築と展開ができたので、競合企業に対し、大変優位に立つことができました。」と、ソルウェイ氏は語ります。「当社の顧客に提供できている進捗の速さと利点にとても満足しています。日々増大する競合市場で、当社の顧客がリテール資産という競争分野で優位に立つことが、我々にとっても一番重要な点なのです。」