インターシステムズのCACHÉを武器に、
不正携帯電話使用者と戦うSchlmberger社
1992年に、Schlumberger Messaging Solutions社(現在のAirwide Solutions社)は世界で初めて携帯電話のショートメッセージサービスを開始したことで知られる。今日では、メッセージングソリューション部のEIRシステム(端末識別登録)が、同社の主要製品の一つとなっている。
GSMネットワークに必要不可欠な、携帯電話の不正使用を防ぐためのコンポーネントであるEIRは、盗まれた携帯電話のSIMカードが差し替えられても、ネットワークプロバイダが、その電話の電源を切れるようになっている。この機能は、通信会社が携帯電話の盗難に積極的に対抗し、犯人を突き止め、顧客に安心感を与えることに一役買った。
Schlumberger社のメッセージングソリューション部では、最近EIRシステムにインターシステムズ社のポストリレーショナルデータベースであるCACHÉを使うことを決定した。Schlumberger Messaging Solutions社、Montreal Product Centerの副社長であるTerry McCabe氏によると、採用の決め手はCACHÉのハイパフォーマンスとコスト効率である。
パワーとスピード
CACHÉは多次元データ・エンジンを持つため、断片化したデータの再編成が不要である。従って、オーバーヘッドの処理がないので、アプリケーションを高速に動かすことができる。
CACHÉは、非常に高速なため(テストではメモリ内検索において一般的なリレーショナル・データベースと比較すると、20倍から100倍も高速に処理する)、メモリの使用量が少なくて済み、しかも一つのハードウェアプラットフォーム上で同時に多数のユーザをサポート可能なため、ユーザ当たりのコストを抑えることができる。
コストを最小限に抑えるCACHÉ
CACHÉは多次元データ・エンジンを持つため、断片化したデータの再編成が不要である。従って、オーバーヘッドの処理がないので、アプリケーションを高速に動かすことができる。
CACHÉは、非常に高速なため(テストではメモリ内検索において一般的なリレーショナル・データベースと比較すると、20倍から100倍も高速に処理する)、メモリの使用量が少なくて済み、しかも一つのハードウェアプラットフォーム上で同時に多数のユーザをサポート可能なため、ユーザ当たりのコストを抑えることができる。
最小限のハードウェアで済むということは、費用対効果の高いソリューションを産み、投資収益率(ROI)を最大限に高めることができる、ということである。「CACHÉは、UNIXや通信業者向けLINUXを導入しながらも、コストを削減することができます。このことは、価格や所有コストを下げながらも、業界でイニシアティブを取る可能性につながります。」と、セールスマネージャーのChris Norton氏は述べる。
CACHÉの構造を活用すれば、様々なキーワードや検索条件を指定してデータを取り出し、顧客に提供することができる。結果的に、CACHÉを使ってカスタマーサービスにWebベースの情報を提供する、といった、現時点ではないが、将来的に起こってくる要求を満たすことができる、とChris Norton氏は付け加えた。
CACHÉを採用したもう一つの決め手は、その柔軟性である。特に、EIRシステムの開発環境であるOpenVMS上で動くということである。CACHÉはOpenVMSの他、Windows、Linux、UNIXといった、主要で広範囲なプラットフォーム上で稼動する。
現在、Schlumberger Messaging Solutions社ではEIRシステムの最新バージョンを、アルジェリアテレコム社、Orange(ボツアワナ共和国)、Inmarsat(オランダ)、Vodafone(スペイン)、Finnet(フィンランド)、DSTCom(ブルネイ)、H3G(イタリア)といった、世界各国の通信業者に提供している。
多数の業者が競合している通信業界において、CACHÉの需要は年々高まり続けている。Schlumberger Messaging Solutions社のメッセージソリューション事例に見るように、CACHÉを使えば、開発期間が非常に短く、超高速で、しかも競合性が高くコスト効率のよいアプリケーションの開発が可能になる。

