革新的なソフトウェア製品群の基盤に
Cachéを採用

ジョージ・ジェイムス ソフトウェアは、開発ツールから、マリーナ管理アプリケーション
(船の入港管理アプリケーション)まで、増え続ける革新的なソフトウェア製品群のプラットフォームにInterSystems Caché® を使用しています。
ジョージ・ジェイムス ソフトウェアは、インターシステムズの基盤技術の周辺ビジネスを展開しています。同社は、高パフォーマンスなオブジェクトデータベース Cachéを使い、Cachéの強力な機能をフル活用したバージョン管理ツール VC/mや、Caché開発者のためのデバッグソフト、Serenji などを開発しています。また、同社の開発者は、接続可能なアプリケーションの統合と開発のためのシームレスなプラットフォームInterSystems Ensemble® も使用しています。それは、珍しいことではないのですが、同社はCachéを使って、彼らの最も成功したソフトウェア製品の一つとなったClearWaterMMと呼ばれるマリーナ管理システムを開発しました。
主な利点
- 豊富な管理情報
- 特定顧客向けマーケティング
プログラム - 処理と価格設定の連携が可能
開発の機会
ジョージ・ジェイムス ソフトウェアは、1990年代の半ばに、同社の近隣にあるシェパートン・マリーナ社から、請求と予約用アプリケーション開発の要請を受けました。
同社の開発者は、Cachéデータベースを使用した統合管理アプリケーションを開発しました。このアプリケーションを使うと、停泊場所の割り当てから、請求書の発行、顧客と船の情報管理まで、マリーナに関するあらゆる面での運営管理が可能です。

このソリューションは効率性に優れていたため、すぐに他の港からも問い合わせが入り、ジョージ・ジェイムス ソフトウェアは、新たな市場全体を獲得したのです。
今では、ClearWaterMMSは、20隻のスーパーヨット用のマリーナから、600隻規模のポートランドマリーナを含む、ディーン&レディホフの4つの主要な南沿岸マリーナまで、英国の数多くのマリーナに導入されています。このアプリケーションは、始めは非常にシンプルなものでしたが、現在は完全なWebベースの管理ツールとして、マリーナの運営を簡単にするだけでなく、豊富な管理情報を提供し、特定顧客向けのマーケティングプログラムが実行可能です。さらに、様々な場所に存在している系列マリーナの処理と価格設定の調整を支援します。
予想を裏切るシンプルさと、ユーザ体験
最も大きな導入サイトでも、まだCachéの能力とパフォーマンスの全てを活用しているという訳ではありません。しかし、ClearWaterMMSは、このデータベースのその他の特性、すなわちシンプルさと使い勝手の良さを示す、恰好の事例です。
ジョージ・ジェイムス ソフトウェアのプログラマである、ティム・ハギンズ氏は次のように述べています。「当社の開発者の顧客と異なり、マリーナの所有者や経営者は、一般的に技術者ではありません。彼らは、使い勝手の良さと信頼性を求めています。ClearWaterMMSは、まさにそれを提供するものでした。実際に、当社が関わったマリーナでは、この非常にパワフルなデータベースが裏で稼働していることを、ほとんど知りません。この状態こそ、恐らく彼らが望んでいたものだと言えるでしょう」
小さなマリーナでは、ClearWaterMMSは、ジョージ・ジェイムス ソフトウェアチームが管理するCachéがインストールされたオフサイトのサーバ上で、ホストアプリケーションとして稼働しています。顧客はこれをWeb上で操作し、マリーナや彼らの顧客、停泊中の船に関する全ての情報へアクセスします。トレーニングやITの知識は必要ありません。大規模なマリーナでは、さらに大きな利点をもたらし、スタッフは自由になる時間が増えました。「数か所に分かれて存在していたMicrosoft SQLサーバを一つのCachéデータベースで置き換えたこともありました。顧客を驚かせたのは、統合されたデータベースがより大規模なものになったにも関わらず、専任のDBA(データベース管理者)が不要だった点です」と、ティムは当時を思い返します。
ボタン一つの操作で、管理情報を取得
ユーザがデータベース自体を管理する必要がほとんどないため、DBAは必須ではありません。ClearWaterMMS にはレポートツールが組込まれているため、マリーナの管理者は必要な全ての情報に、ボタン一つの操作でアクセスが可能です。このレポート機能は、ClearWaterMMSの強力なセールスポイントとなっています。ジョージ・ジェイムス ソフトウェアは、顧客と密に連携し、彼らの希望に合わせた、的確な管理情報を提供できるようにしました。
しかし、開発者は、何がそれを可能にしているのかを、しっかり見定めています。それは、Cachéです。ティムは次のように認識しています。「レポート機能に関しては、多くのことが可能です。多岐にわたる様々な方法でデータにアクセスし、好みの手段やフォーマットで的確な情報を取得することができます」
レポート機能に関しては、多くのことが可能です。多岐にわたる様々な方法でデータにアクセスし、好みの手段やフォーマットで的確な情報を取得することができます
ジョージ・ジェイムスソフトウェア
プログラマ ティム・ハギンス氏
Cachéが提供する全般的な柔軟性は、非常に重要です。これにより、全ての導入において、ClearWaterMMSが簡単にカスタマイズ可能になります。「全てのマリーナは、船の数や種類だけでなく、それらの管理や請求方法などにおいて、少しずつ違いがあります。私達の課題の一つは、ClearWaterMMSを使って、顧客のニーズに的確に応えることです。それには、マリーナ毎に少しずつ対応する必要があります。例外的な問題に直面した時は、いつでもインターシステムズのサポートに頼ることができます」と、ティムは実感を込めて述べます。
ティムとそのチームは経験豊富でしたが、顧客のマリーナにあるClearWaterMMSのシステムに、文字通り、ダイアルアップでアクセスが可能な限り行われるインターシステムズの特別なサポートは、同社が提供するサービスの質に貢献しています。「Caché関連の問題が起こることは少ないのですが、そのマリーナがCachéを1ライセンスしか持っていないとしても、彼らは調査し、解決方法を提案してくれます。直ぐに解決できない場合でも、彼らは次のリリースで追加機能の開発を検討してくれます。これは、他のベンダでは考えられないことです」
ジョージ・ジェイムス ソフトウェアが、インターシステムズを協力的なパートナであると考える上で、このサポートの質は不可欠です。このことが、ジョージ・ジェイムスソフトウェア社において、Ensembleを使ったアプリケーションの開発・統合など、インターシステムズ社の他の製品への取組みを加速させています。ただし、Cachéデータベースの能力と使いやすさ、柔軟性が、真に強力な関係を支えています。そしてそのことが、ジョージ・ジェイムス ソフトウェアのこのチームが、市場をリードする製品の開発を可能にしています。

