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Caché コンポーネンツ

インターシステムズのEnterprise Cache Protocolは、分散アプリケーションのスケーラビリティと性能の大幅向上にむけ設計されています。シン・クライアント・アーキテクチャに最適化されたEnterprise Cache Protocolはアプリケーション・サーバーとデータベース間の通信効率を高め、それによりネットワークは、より拡大した中間層とより多くのユーザーをサポートすることができます。
分散コンピューティングの相貌の絶え間ない変化
「シック・クライアント」な分散アーキテクチャの時代は過去のものになりつつあります。インターネット・テクノロジーの普及とたゆまざる発展により、ほとんどのクライアント/サーバー・アーキテクチャの「クライアント」部分は、たいていがWebブラウザなのです。処理負荷のほとんどを、大容量メモリを備えた大型のアプリケーション・サーバー・マシンが担っています。今日のシン・クライアントなアーキテクチャに対応した、高速でスケーラブルなソリューション構築のカギは、これらマシンパワーの活用と、アプリケーション・サーバーとデータ・サーバー間の通信量の低減にあります。
ECPによりスケーラビリティと性能を高める
Enterprise Cache Protocol (ECP)は、分散システムにおけるアプリケーションの性能を高めることができ、現在最も一般化しているシン・クライアント・アーキテクチャ用に最適化されています。
以下は、ECPの仕組みの説明です。アプリケーション・サーバーは、クライアントの情報要求に対し、まずローカル・キャッシュからその情報を引き出そうとします。無理であれば、次にCachéデータ・サーバーへ必要なデータを要求します、応答データ・パッケージには、必要なデータのみならず、データが格納されていたデータベース・ブロック全体も含まれています。オブジェクトやCachéの多重データ・モデルに固有の自然なデータ関係のために、その後の処理ステップでアプリケーション・ロジックからこの"余分な"データを要求することになります。
この"余分な"データは、アプリケーション・サーバーでキャッシュされるので(通常のデータベース・キャッシュ)、サーバー上で動作する全アプリケーションが利用できます。つまり、これらデータをクライアントからの今後の要求を満たすために利用できるのです。ECPは、自動的にネットワークワイドでのキャッシュの整合性を管理し、変更をデータ・サーバーに戻し直します。
ECPの性能やスケーラビリティの利点はまさに画期的であり、ローカルにキャッシュされたデータを頻繁に使うことになるため、クライアントはこれまで以上に迅速な応答を享受できることになります。また、データベースと中間層の間の配信量が大幅に減少したことで、どのネットワークにおいても、より多くのアプリケーション・サーバーやクライアントをサポートすることができるようになります。
Getting More Than You Asked For
ECPにより、Cachéデータ・サーバーへの要求に対する応えとして、要求したデータ以上のもの、すなわち関連データの共有キャッシュ構築が得られます。
これ以降、アプリケーション・サーバーにキャッシュされたデータは、そのサーバーの接続クライアントからの要求を満たすために利用できるのです。
多くの場合、クライアントは中間層にキャッシュされたデータを使用するため、性能が向上します。また、データ・サーバーに対するコールも少なくなり、これにより配信量は減少し、その結果ネットワークがサポートできるアプリケーションが増加し、ひいてはクライアントを増加させることができます。

