Caché ドキュメント 
Caché 5.0.15 リリース・ノート


ポスト・リレーショナル・データベース Caché をご利用いただき、ありがとうございます。このドキュメントでは、Caché 5.0.14 と Caché 5.0.15 の違いを説明します。

ご利用になる前に、Caché 5.0 リリース・ノート (Caché インストール・ディレクトリの Docs/GCRN/GCRN.html ファイルにある) を参照してください。以前の 5.0 メンテナンス・キットに関する詳細は、このファイルと同じディレクトリにある prenotes.htm を参照してください。

このドキュメントには、以下のセクションが含まれています。
Caché の最新ニュース、アラート、アドバイザリ
インターシステムズは、当社のソフトウェアをお使いのユーザに対し、早急に必要となる重要な情報を随時発表しています。この中には、警告、不可避の問題点、重要な更新、修正、Caché のリリースなどがあります。

最新のリストは、インターシステムズの Web サイトから取得できます。

ユーザはこのリストを定期的にチェックし、お使いのアプリケーションの処理に関連する問題がある場合、その最新情報を確認してください。


オンライン・ドキュメント
インターシステムズは、ユーザの利便性を考慮し、当社 Web サイトで最新バージョンの Caché ドキュメントにオンライン・アクセスできます。

当社ホームページで [Caché] タブをクリックし、[製品情報] メニューの [技術資料とカタログ] を選択してください。あるいはこのリンクをたどってください。


変更レポートの説明
今回の変更による影響をお使いのアプリケーションで認識するため、各変更の解説では、修正点を詳細に説明しています。
すべての変更に対し、問題発生の可能性、変更による影響、実運用しているシステムで製品が問題なく動作しているかなど、関連情報を示した表があります。表では 1 つまたは 2 つのキーワードと値のみ使用し、情報を簡単に認識できるようにしています。キーワードの意味は、以下の通りです。
今回のリリースで重要な変更

 



カテゴリ : 構成マネージャ
プラットフォーム : すべて
DevKey : CFL542
要約 : コントロール・パネルからデータベース・ウィザードを呼び出したときに、構成マネージャのメイン・フォームを表示しない

説明 :

特定の状況で、コントロール・パネルからデータベース・ウィザードを起動すると、構成マネージャのウィンドウの一部が画面に表示されたままになりました。今回の変更により、この問題が修正されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : コントロール・パネル
プラットフォーム : すべて
DevKey : CFL1148
要約 : コントロール・パネルから終了したときに、^%utility($J) を強制終了

未解決
説明 :

コントロール・パネルでリターン・コードを入力しても、^%utility($J) が強制終了されないというバグが修正されました。このグローバル内に残されたノードが、不要なデータベース拡張の原因となることがあります。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : CSP
プラットフォーム : すべて
DevKey : MAK1213
要約 : CSP メソッドが許可されたタイプでない場合に、セッションの終了を行わない

説明 :

アプリケーションが GET/POST/HEAD 以外のメソッドを使用して Caché 5.0 に HTTP 要求を発行した場合は、エラーとして報告されるはずです。ところが、このエラー・ハンドラ自体がエラーとなってしまったため、このセッションが終了されました。今回のリリースでは、このエラーが正しく報告されるようになりました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : CSP
プラットフォーム : すべて
DevKey : MAK1242
要約 : 終了されたセッションのハイパーイベントが新しいライセンスを取得することを防止

説明 :

有効期限を過ぎたセッションに対してアプリケーションがハイパーイベントを実行すると、そのセッションがタイムアウトしたため、ハイパーイベントを処理できないという警告メッセージが表示されます。しかし、アプリケーションにこの通知が行われると、このエラーを報告するためのライセンスが取得されます。今回の変更によりこの問題が修正され、実行不可能なハイパーイベントによってエラー報告用の別ライセンスは使用されなくなりました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : CSP
プラットフォーム : すべて
DevKey : MAK977
要約 : 各 CSP ページの終了時点でファイル末尾の $zeof がリセットされ、システムの既定値が反映されない

説明 :

各 CSP 要求の終了時点で、CSP サーバによって、次の要求に備えてセッションがクリーンアップされます。これによってファイル末尾の $zeof 設定がリセットされるため、システムの既定値が $zeof に設定されていても、ファイルの末尾に到達すると必ず <ENDOFFILE> エラーが生成されました。今回のリリースでは、システムの既定値が正しく適用されるようになりました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : CSP : ゲートウェイ
プラットフォーム : すべて
DevKey : CMT216
要約 : Cookie として受け取ったセッション・トークン (CSPSESSIONID) とフォーム変数として受け取ったトークン (CSPCHD) の両方が要求にある場合に、Cookie が優先されるようにする

説明 :

今回の変更によって、Cookie として受け取ったセッション・トークン (CSPSESSIONID) とフォーム変数として受け取ったトークン (CSPCHD) の両方が要求にある場合に、Cookie が優先されるようになりました。これは、Cookie の方が、特定のユーザを一意に識別できるため、(意図的であれ偶然であれ) なりすましが難しいというセキュリティ上の理由によります。

ユーザが誤って同一のセッション・トークンを共有するようになる典型的な状況は、検索エンジンによって、セッション・トークンを含む CSP URL がクエリ文字列に記録されている場合です。


可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : CSP : ゲートウェイ
プラットフォーム : AIX、すべて
DevKey : CMT222
要約 : AIX 環境での SIGHUP (ハングアップ) シグナルの影響に対して保護処理を追加

説明 :

今回の変更により、AIX 環境での SIGHUP (ハングアップ) シグナルの悪影響に対して、保護処理が追加されました。これらのシグナルが適切に処理されないと、NSD プロセスが予期せず停止してしまう可能性があります。

この問題による影響が生じた場合は、一般的に、次のようなエラー状況がイベント・ログに記録されます。

>>> Time: Sat Dec 27 11:25:24 2003; RT Build: 662.741; Log-Level: 0;
>>> Thread-Id: 258
    Operating System Event
    Signal Received: 1
SIGHUP シグナルは基本的に 'ハングアップ' を意味し、通常は、ターミナルとサーバの接続が切れた時点で生成されます。

デーモン・プロセスにとって、このシグナルの受信は、少なくともターミナル切断制御のコンテキストでは無意味かつ予想外です。この UNIX シグナルを処理するための通常の予防措置は、これまでも NSD デーモンに実装されていました。この処理に加えて、AIX 環境の下で、このシグナルの処理に特化した追加処理層が導入されました。


可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : ネットワーキング
プラットフォーム : すべて
DevKey : SML498
要約 : ECP サーバ・デーモンが要求を 1 つ処理したら、引数スタックをリセット

説明 :

今回の変更により、ECP サーバ・デーモンが ECP クライアントからの 'ジョブ' 要求を特定数 (およそ 135168 件) 処理した後に、アクセス侵害を受ける不具合が修正されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : オブジェクト
プラットフォーム : すべて
DevKey : DMC079
要約 : Mac OS : 相対パスによる XML ファイルのロードに発生した Caché SAX 問題を修正

説明 :

今回の変更により、Mac OS X の相対パス名を使用して XML ファイルをロードしようとすると、エラーが生じる不具合が修正されました (絶対パス名では正常に動作していました)。今回の変更により、両方が正常に動作するようになりました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : オブジェクト : ActiveX
プラットフォーム : Windows
DevKey : DVU1003
要約 : 長精度整数の不適切な内部変換

説明 :

今回の変更により、$LIST 内の長精度整数が COM 出力に対して不正確に変換されるという問題が修正されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : オブジェクト : ActiveX
プラットフォーム : すべて
DevKey : DVU1116
要約 : 長精度数/整数/浮動小数点数値で後続のゼロを保持

説明 :

今回の変更により、長精度数値を表示形式に変換したときに後続のゼロが不適切に削除されるという問題が修正されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : オブジェクト : ActiveX
プラットフォーム : すべて
DevKey : DVU1273
要約 : 不正確な精度で数値がメソッドに渡される

説明 :

今回の変更により、整数値を表示用に変換するときに小数点が追加されなくなりました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : オブジェクト : ActiveX
プラットフォーム : すべて
DevKey : DVU1287
要約 : 不正確な精度で数値がメソッドに渡される

説明 :

今回の変更により、数値が文字列引数として使用される場合に、末尾に $c(0) が追加されるという問題が修正されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : オブジェクト : ActiveX
プラットフォーム : すべて
DevKey : DVU962
要約 : US 以外のロケールにおけるデータ型 %Float および %Currency の問題

説明 :

今回の変更により、United States 以外のロケールでデータ型 %Float および %Currency を使用したときの問題が修正されました。数値の千の位の区切り文字が、正しく設定されていませんでした。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : オブジェクト : ActiveX
プラットフォーム : すべて
DevKey : DVU972
要約 : double 変換に 15 桁の仮数を使用

説明 :

今回の変更により、数値を %Library.Float に変換したときに精度が失われるという問題が修正されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : オブジェクト : ライブラリ
プラットフォーム : すべて
DevKey : MIT407
要約 : %SQLGatewayConnection での初期接続時に Unicode 設定を修正

説明 :

Unicode Caché の場合に、UNIX で環境設定が不正確になるという問題が修正されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : SQL
プラットフォーム : すべて
DevKey : DPV2312
要約 : ISNULL が不正確な値を返す

説明 :

以下の問題が修正されました。


可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : SQL : ゲートウェイ
プラットフォーム : すべて
DevKey : MIT368
要約 : %SQLGatewayConnection の Connect メソッドで DataDirect ドライバ接続を有効にする

説明 :

DataDirect ドライバを機能させるには、特別なオプションの設定とパスワードの入力が必要です。今回の変更により、DataDirect ドライバの使用を検出して必要なオプションを設定するように、接続コードが修正されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : SQL : ODBC
プラットフォーム : すべて
DevKey : JCN526
要約 : 一部の ODBC クライアント・ツールでビュー・リストを表示できない

説明 :

一部のアプリケーションでは、文字列の長さの中に NULL 終端文字が含まれます。これは間違いです。

今回リリースされた Caché の Unicode 文字列走査では、指定された長さに到達するか、最初の NULL 終端文字が検出されるか、どちらか早いほうの時点で読み込みが終了します。これによって、NULL 終端文字がネットワーク経由で送信されないようになりました。

この外見上の現象は、一部の ODBC ツールで Caché のビュー・リストを表示できないことです。


可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : SQL : ODBC
プラットフォーム : すべて
DevKey : JCN532
要約 : 8 ビット Caché のデコード用にコード・ページを追加

説明 :

今回の変更により、8 ビット・インストール上の新しい Caché ロケールのデコードに使用するコード・ページがいくつか追加されました。追加されたコード・ページは、CP1250、CP1256、CP874、CP1253、CP1255、CP866、LatinA、LatinT、および Latin7 です。

ユーザは、データを適切に表示するために、Unicode ODBC API を使用する必要があります。または、各自の地域のコード・ページ設定が、Caché NLS の既定値と一致する必要があります。一般的には、変換の混乱を回避するには、Unicode Caché と Unicode ODBC API を使用するのが最も安全です。

ODBC でこれらの変換テーブルが使用されるのは、8 ビット・データベースとの通信時のみで、Unicode バージョンの Caché との通信時には使用されません。


可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : SQL : ODBC
プラットフォーム : すべて
DevKey : JCN534
要約 : 8 ビット Caché からの変換に CharToUnicode を使用

説明 :

クライアント・ロケールが Caché と一致しない場合は、8 ビット Caché からの変換には、特別な Unicode 変換を呼び出す必要がありました。今回の変更により、必要な呼び出しが追加されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : CDS576
要約 : $LIST() でアクセス侵害を防止

説明 :

$LIST() 関数の入力リストがメモリ・ページの末尾に配置されると、アクセス侵害が生じ、次のページが割り当てられませんでした。今回のリリースで、この問題は修正されています。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : CDS611
要約 : stackinfo() のクラッシュに対する脆弱性を修正

説明 :

ごく稀な状況で、古いオブジェクト・コードが原因でルーチンが自動的にリコンパイルされる際のエラー処理中に、プロセスがクラッシュしてメモリ・アクセス侵害が発生することがありました。この脆弱性は、修正されています。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : CDS619
要約 : $ZTRAP/ZQUIT の不具合を修正

説明 :

5.0.12 にアップグレードした後、ZQUIT 1 コマンドを使用して実行レベルをポップするアプリケーションに <FRAMESTACK> エラーが発生することがありました。この問題は、修正されています。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : GK386
要約 : ルーチンを使用できないときにルーチン・バッファの参照をクリーンアップ

説明 :

ルーチンがサーバ上で修正され、無効になったルーチン・バッファをアプリケーション・サーバのジョブが参照したときに、ルーチン呼び出しから戻る最中にエラーが生じた場合、エラー・ハンドラがルーチン・バッファ・リストを破壊することがありました。この問題は、修正されています。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : GK387
要約 : リモート自動リコンパイル・ルーチンを修正

説明 :

自動リコンパイルされたネットワーク・ルーチンがクライアント上の複数のジョブによって共有されている場合は、ルーチンの完了時に、ルーチン・キューが破壊されるかロックされることがありました。この問題は、修正されています。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : Linux
DevKey : JLC545
要約 : Linux での HyperThreading の検出を改善

説明 :

今回の変更により、SuSE 8.2 および Red Hat 7.3 で、HyperThreading を有効にしたときのライセンス目的で、物理 CPU の数が正しく検出されるようになりました。これまでのバージョンの Caché は、Red Hat 8.x 以降でないと機能しませんでした。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : JLC702
要約 : 32 ビット・プラットフォームでの $Normalize のバグを修正

説明 :

入力数値と桁数の組み合わせによっては不正確な結果を生じていた $NORMALIZE のエラーが修正されました。今回の変更で影響を受けるプラットフォームは 32 ビットのみで、64 ビットは元々この問題が発生していませんでした。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : JO1796
要約 : データベースでの既定値照合の変更に対する制限を解除

説明 :

今回リリースされた ^MSU では、新しいグローバルに対する既定値照合を変更できるようになりました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : OpenVMS
DevKey : JO1802
要約 : LAT デバイスが DEVOFFLINE を返す場合に、オープン時の停止を防止する

説明 :

アプリケーション・モードの LAT デバイスがオープン中に Caché プロセスが無限ループに入るという、OpenVMS システムで稀に生じる問題が修正されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : JO1821
要約 : dkmount/dkvolinfo を変更して、open() コール時に停止しないようにする

説明 :

データベースのステータスの報告に使用する $ZU(49) が、Caché の内部リソースを取得して、新しいユーザが Caché に入るのをブロックすることがなくなりました。

状況によっては、ディスク上で $ZU(49) が cache.dat ファイルを開こうとしたときに停止するかもしれない状態になることがあり、これまでは $ZU(49) が完了するまでユーザは Caché に入ることができませんでした。

今回の変更により、このような問題は発生しなくなりました。


可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : OpenVMS
DevKey : JO1845
要約 : SYSMAN を介して開始された Caché ジョブがスピン・ループに入る際の問題を修正

説明 :

OpenVMS SYSMAN ユーティリティと Caché プロセスに関する OpenVMS クラスタ・システムの問題が修正されました。

これまでは、OpenVMS SYSMAN ユーティリティを使用してリモート・ノードで Caché ジョブを実行した場合に、Caché ジョブが複数の読み込み要求を発行すると、Caché ジョブはリモート・ノード上で CPU ループに入りました。

今回リリースされた Caché では、この状況に該当するジョブが強制終了されるように更新されました。SYSMAN DO コマンドに関する HP ドキュメントによると、入力を行うプロシージャを呼び出すために SYSMAN DO コマンドを使用するという動作はサポートされていません。

(1) SYSMAN を介して開始された Caché ジョブが SYSMAN によってこのように強制終了される点と、(2) SYS$OUTPUT が RMS ファイルまたはバッファされたメールボックス・デバイスの場合、SYS$OUTPUT の保留 I/O は書き込まれず廃棄される点に注意してください。このことは、メールボックス・デバイスとして定義されている SYS$INPUT で開始されたすべての Caché ジョブに当てはまりますが、SYS$OUTPUT もメールボックスまたは RMS ファイルであることが必須です。


可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : JO1849
要約 : オペレーティング・システムのファイル情報を使用して、1 つのデータベースに 2 つの SFN を割り当てないようにする

説明 :

今回の拡張により、シンボリック・リンクなど、データベース・ファイルに対する別名に関連する問題は発生しなくなりました。これまでの Caché では、2 つのファイル指定が同じデータベースに対して解決されていることは検出できませんでした。その結果、両方のパスが同時に使用されると、データベースの性能が低下しました。

リンクを使用する場合は、ファイル・レベルではなく、ディレクトリ・レベルでリンクを作成する方法をお勧めします。ディレクトリには、他のメカニズムが正しく動作するために必要な、cache.lck ファイルなど、他のファイルもあります。データベース・レベルでのリンクは、それらを必要とする機能があるため禁止されていません。このような場合、これらのリンクは別のディレクトリにある CACHE.DAT への単純なリンクではなく、特別なファイルへのリンクとなります。Veritas Quick I/O ファイルはその一例です。

データベースのマウント中にリンクを変更すると、データベースにアクセスできなくなる場合があります。

データベースを初めてマウントしたときに、使用されている名前がルックアップ用の内部テーブルに追加されます。このファイルと一致するデータベースへのアクセス要求ではすべて、この名前を使用してファイルを開きます。格納されている名前がリンクの名前で、そのリンクが変更されている場合は、問題が解決されるまでデータベースが開けなくなります。

注意 : リンクを変更する前に、影響を受けるすべてのデータベースのマウントを必ず解除してください。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : Windows
DevKey : JO1872
要約 : 書き込みデーモンでの ASYNCWIJ エラー処理とリカバリを修正

説明 :

書き込みデーモンでディスクへの書き込みエラーが生じるという、Windows システムに稀に影響を与える問題が修正されました。このエラーが生じると、残りの処理がスキップされ、結果としてデータベースの性能が低下していました。この問題は、イメージ・ジャーナルまたは最新のデータベース・ブロックをディスクに書き込む際に書き込みエラーが生じた場合に起こりました。その他の場合のエラーは適切に処理されていました。

他のプラットフォームでは非同期のジャーナル書き込みが無効なため、この変更によって影響を受けるのは Windows のみです。


可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : UNIX、OpenVMS
DevKey : JO1882
要約 : 複数の WD が相互の作業を上書きしないようにする

説明 :

UNIX システムおよび OpenVMS システムに影響を与え、(システムの停止ではなく) ジョブの停止の原因となることのある問題が修正されました。この現象は、pstatebits 値が 41 でジョブが cstat で表示されることです。

pstatebits 値が 41 のジョブがすべて停止するわけではありません。これは、キュー内で実行を待機しているジョブ、またはキュー内にあってウェイクアップ中のジョブの通常の状態です。アイドル状態のシステムでは、孤立したジョブがこの状態になります。


可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : JO1889
要約 : %STACK と %ETN が、NULL 添え字とともに正常に動作するようにする

説明 :

プロセスで NULL 添え字が有効にもかかわらず、情報表示のジョブで NULL 添え字が有効になっていない場合に、エラー処理および別プロセスの実行スタック表示が拡張されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : SML366
要約 : ロック処理がループになる状況を修正

説明 :

次のように、複数のプロセスがノードをロックしようとしているシナリオを想定します。
Process A: L +^a(1,2,3,4)  ; granted
Process B: L +^a(1,2,3,4)  ; wait here
Procses C: L +^a(1,2,3,5)  ; granted
Process A: L +^a(1)        ; wait here because process C owned the node
プロセス B は覚醒してトップ・レベルに戻り、^a(1) を再びロックして待機します。^a(1,2)、^a(1,2,3)、および ^a(1,2,3,4) には、BACKTOTOP フラグが付けられます。

プロセス C が ^a(1,2,3) または ^a(1,2,4) をロックしようとすると、プロセス C は CPU ループに入ります。

この問題は、修正されています。


可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : SML495
要約 : CVENDIAN によるマップ・ブロックに割り当てられたブロックのみを変換

説明 :

CVENDIAN による 8 KB データベースの変換で、マップ・ブロックに割り当てられたブロックのみが変換されるようになりました。これによって、データベースの一部にしかデータが格納されていない場合に、変換のスピードが上がります。

今回の変更により、撚りブロック (マップ・ブロックには 'allocated' とマークされながら、グローバルでいっさい使用されていないブロック) も処理されるようになりました。場合によっては、これらのブロックでデータが不適切にフォーマットされることがあったため、今回の変更により、データ・ブロックおよびポインタ・ブロックの変換時に正当性の検査がより厳格に行われるようになりました。


可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : SML502
要約 : 4 GB を超えるデータベースの変換をサポート

説明 :

CVENDIAN では 4 GB を超えるデータベースの変換がサポートされていませんでしたが、今回の変更で可能になりました。

8 KB データベースの変換時に、4 GB 境界を超えるデータベースに大容量文字列のデータ・ブロックがあると、問題が生じる場合がありました。Caché は fseek() を使用してファイル位置を変更しますが、4 GB を超えるファイルでは失敗します。

今回の変更により、8 KB データベースの変換方法が変更されました。まずマップ・ブロックが読み込まれ、次にマップ・ブロックに 'used' とマークされているブロックのみが変換されます。元の方法では、データベースのすべてのブロックを順次変換しており、大容量文字列ブロックがあっても、他のブロックを読み込むためにファイルの位置を変更していました。


可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : AIX、Linux
DevKey : SML503
要約 : SuperServer ファイル記述子の問題を修正

説明 :

今回の変更により、AIX および Linux でコア・ダンプの生成時に Caché の SuperServer デーモンがクラッシュすることがあるという問題が修正されました。この問題の原因は、SuperServer の TCP デバイスに対して無効なファイル記述子が生成されることにありました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : SML504
要約 : 変換済みのマップ・ブロックを読み込む前に、以前に書き込まれたマップ・ブロックをフラッシュするように CVENDIAN を修正

説明 :

今回の変更により、ネットワーク (NFS) データベースを介して実行される CVENDIAN の問題が修正されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべて
DevKey : SML506
要約 : ゼロ・オフセットの 8 KB ブロックに対する CVENDIAN の問題を修正

説明 :

CVENDIAN ユーティリティは、ブロック内のゼロ・オフセットによって 8 KB ブロックを変換するとループに入ることがありました。リトル・エンディアンからビッグ・エンディアンへの変換をビッグ・エンディアン・マシンで実行したり、ビッグ・エンディアンからリトル・エンディアンへの変換をリトル・エンディアン・マシンで実行すると、CVENDIAN ユーティリティが失敗しました。

今回のリリースで、この問題は修正されています。


可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム : バックアップ/リストア
プラットフォーム : すべて
DevKey : HYY897
要約 : RECEIVE デーモンが静止状態になることを防止

説明 :

今回の変更により、リモート・サーバへの接続を RECEIVE デーモンがチェックすることが原因で、バックアップの最後のパスを完了できなかった後のマスタ静止の不具合が修正されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム : バックアップ/リストア
プラットフォーム : すべて
DevKey : HYY906
要約 : 外部バックアップでの静止の問題を修正

説明 :

並行外部バックアップ中に、システム・アクティビティを静止しようとすると失敗し、バックアップも失敗するという障害が発生していましたが、今回の変更によって修正されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム : クラスタ固有
プラットフォーム : OpenVMS
DevKey : JO1830
要約 : ENQ デーモンの終了時にシステムを停止せずにデーモンを終了できるようにする

説明 :

クラスタ化された OpenVMS Caché 構成のスタートアップに影響する問題が解決されました。

5.0.10 で最初に発生したこの問題は、ENQ デーモンが何らかの障害でクラスタに参加できずに終了した場合に、システムがフリーズするというものでした。

今回の変更により、この状況でもシステムはフリーズしなくなりました。


可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : システム : ジャーナリング
プラットフォーム : すべて
DevKey : HYY1024
要約 : クラスタ・ジャーナル・リストアの問題を修正

説明 :

今回の変更により、次のオプションを選択して、クラスタ・ジャーナル・リストアに使用する既存のジャーナル・ログを指定すると生じた以下の 2 つの問題が修正されました。
"[I]dentify an existing cluster journal log to use for the restore"
(このオプションは [Cluster Journal Restore] - [Setup] - [Journal File Info] メニューにあります。)
  1. ジャーナル・マーカ・ログのパスが不正確に作成されました。この問題は、5.0.4 以降で見られました。

  2. "[I]" オプションでエラー (ジャーナル・マーカ・ログが見つからないなど) を受け取った場合に、Enter キーを押して [Journal File Info] メニューをスキップすると、クラスタ・ジャーナル・リストアが異常終了しました。次に、オペレータは "プライベート・ジャーナル・リストアの実行" を要求されました。この問題は、5.0.0 以降で見られました。

正しい動作は、上位レベルのメニューに戻ることです。


可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : ユーティリティ
プラットフォーム : すべて
DevKey : JGM016
要約 : 拡張サイズ設定が 2047 MB を超える場合のオーバーフロー

説明 :

データベースの [Extend by:] に 2047 MB を超える値を設定した場合、データベースのプロパティ・ウィンドウを閉じるときに、コントロール・パネルによって実行時エラー '6' のオーバーフローが生じるというバグが修正されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : ユーティリティ
プラットフォーム : すべて
DevKey : JGM017
要約 : コントロール・パネルで、セキュリティ・チェックの有効化設定が一時的に不正確に表示される

説明 :

Caché の [Direct Users] ウィンドウのコンテキスト・メニューで [Security Checking Enabled] 設定が一時的に不正確に表示されるという、コントロール・パネルのエラーが修正されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : ユーティリティ
プラットフォーム : OpenVMS
DevKey : JGM018
要約 : OpenVMS サーバでのジョブをコントロール・パネルから一時停止

説明 :

OpenVMS サーバで、コントロール・パネルによるユーザ・プロセスの一時停止および再開ができないというエラーが修正されました。

可能性
危険性
パッチ なし
拡張性 なし

 



カテゴリ : ユーティリティ
プラットフォーム : すべて
DevKey : TCS013
要約 : 非インタラクティブな %FREECNT エントリポイントを導入

説明 :

今回の変更により、非インタラクティブなエントリポイントが %FREECNT に追加されました。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし

 



カテゴリ : ユーティリティ
プラットフォーム : すべて
DevKey : TCS014
要約 : %IS と %GIGEN が、"^" と "?" を一貫して処理する必要あり

説明 :

これらの両方のルーチンでは、"^" を入力すると "デバイス" プロンプトに戻ります。また、"?" を入力すると、ヘルプ・テキストが表示されるか、対象のヘルプ・テキストがないことが表示されます。

可能性
危険性
パッチ あり
拡張性 なし