|
|
|
Caché ドキュメント
|
|
Caché 5.0.8 リリース・ノート
|
ポスト・リレーショナル・データベース Caché をご利用いただき、ありがとうございます。 このドキュメントでは、
Caché 5.0.7 と
Caché 5.0.8 の違いを説明します。
開始する前に、Caché 5.0 リリース・ノート (Docs/GCRN/GCRN.html ファイルの Caché インストール・ディレクトリに存在する) を参照してください。以前の 5.0 メンテナンス・キットに関する詳細は、このファイルと同じディレクトリにある prenotes.htm を参照してください。
このドキュメントには、以下のセクションが含まれています。
Caché の最新ニュース、アラート、アドバイザリ
インターシステムズは、必要に応じて、当社のソフトウェアをお使いのユーザに対し、早急に必要となる重要な情報を発表しています。この中には、警告、不可避の問題点、重要な更新、修正、Caché のリリースなどがあります。
最新のリストは、インターシステムズの Web サイト から取得できます。
ユーザはこのリストを定期的にチェックし、お使いのアプリケーションの処理に関連する問題がある場合、その最新情報を確認してください。
オンライン・ドキュメント
インターシステムズは、ユーザの利便性を考慮し、当社
Web サイト で最新バージョンの Caché ドキュメントにオンライン・アクセスできます。
当社ホームページで [Caché] タブをクリックし、[製品情報] メニューの [技術資料とカタログ] を選択してください。
今回の変更による影響をお使いのアプリケーションで認識するため、各変更の解説では、修正点を詳細に説明しています。
すべての変更に対し、問題発生の可能性、変更による影響、実運用しているシステムで製品が問題なく動作しているかなど、関連情報を示した表があります。表では 1 つまたは 2 つのキーワードと値のみ使用し、情報を簡単に認識できるようにしています。キーワードの意味は、以下の通りです。
- 可能性 - 該当するプラットフォームのユーザにこの問題が生じる可能性
- 危険性 - この変更がアプリケーション環境に新たな問題を誘発する可能性
- パッチ - この変更が以前にパッチとして配布され、実運用しているシステムで問題なく動作しているかどうかの有無
- 拡張性 - この変更が新機能や拡張機能を提供するかの有無
- コントロール・パネル
- CSP
- CSP : DreamWeaver
- CSP : ゲートウェイ
- 言語
- ネットワーキング
- オブジェクト
- オブジェクト : SOAP
- オブジェクト : XML
- SQL : ゲートウェイ
- SQL : JDBC
- SQL : ODBC
- SQL : クエリ処理
- スタジオ
- システム
- ユーティリティ
カテゴリ : CSP
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MAK918
要約 : ストリームを使用し、CSP フォームに 32K 以上のデータを保持
説明 :
CSP フォームのテキストエリアで、送信されたデータが 32K 文字以上の長さの場合、現在の CSP サーバは、自動的にデータを保持するストリームを生成し、%request.Data("txt",1) でストリーム OREF を返します。
つまり、フィールドの長さが 32K 以上の場合、以下のようなコードを記述する必要があります。
Set value=%request.Data("fieldname",1)
If $isobject(value) {
; Treat this as a stream
} Else {
; Treat this as a regular string
}
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : コントロール・パネル
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : CFL1029
要約 : バックアップ状況を示したウィンドウのクローズによりシステムが停止する
説明 :
特定の状況で、GUI バックアップ状況を示したウィンドウをクローズすると、システムが停止することがありました。今回の変更により、この問題は修正されています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MAK994
要約 : CSP ライセンス割り当ての改善
説明 :
新規に CSP ページを要求して新しいセッションを生成し、要求が完了する前に深刻な問題が発生した場合、ライセンスを割り当てた後、^%cspSession にセッション情報を格納する前に %cspServer プロセスが停止する場合があります。
この場合、%CSP.Daemon プロセスはセッションのタイムアウトを検出しないため (^%cspSession にエントリはありません)、ライセンスは解放されません。
今回の変更により、%cspServer プロセスは、ライセンスの割り当て前に ^%cspSession にエントリを挿入します。 新規プロセスが異常終了した場合も、ライセンスは %CSP.Daemon プロセスによって解放されます。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MXT583
要約 : CSP セキュリティの脆弱性を排除
説明 :
今回の変更により、%XML.Utils.SchemaServer の URL と FILE クエリ・パラメータへのサポートを停止しました。したがって、任意のファイルを閲覧できなくなっています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
高 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MXT585
要約 : 任意のクラスメソッドを実行可能にする %CSP.DwxUtils セキュリティ・ホールの修正
説明 :
今回の変更により、任意のクラスメソッドの実行を許可する %CSP.DwxUtils のセキュリティ・ホールを排除しています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
高 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP : DreamWeaver
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MXT557
要約 : Dreamweaver 拡張を MX2004 に変更/エラーの修正
説明 :
Dreamweaver MX2004 は、プラグインのインストールに必要なメカニズムを変更しました。 Caché では以前のバージョンの Dreamweaver も使用しているため、今回の変更により、MX2004 の動作に必要な Caché プラグインの修正も行っています。 また、初期リリースではカバーされていないアンインストールの問題も修正されています。
| 可能性 |
高 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP : ゲートウェイ
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : CMT116
要約 : 小さなバイナリ・ファイルを MIME マルチパートの添付としてポストしても失敗する
説明 :
小さなバイナリ・ファイルを MIME マルチパートの添付としてポストしようとすると、エラーを返すことがありました。今回の変更により、この問題を修正しています。 この問題は、最初の 2、3 バイトに NULL (ASCII 0) 文字が含まれるファイルで特に発生していました。 この場所は、通常、画像や ZIP ファイルのヘッダ情報用として予約されています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP : ゲートウェイ
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : CMT134
要約 : ゲートウェイと 32K 以上の Caché テキストエリアのデータ送信の失敗
説明 :
今回の変更により、ゲートウェイと Caché 間の Caché バージョン 5 通信プロトコルで発生したエラーを修正しています。 変更前は、32K 以上のテキストエリアのデータ送信は失敗していました。
| 可能性 |
中 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP : ゲートウェイ
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : CMT142
要約 : クッキーを使用しないセッション管理モードでハイパーイベントの失敗
説明 :
フォームに入力されたデータに最初の隠蔽フィールドとしてセッション・トークン (CSPCHD) を渡さなかった場合、ハイパーイベントは、クッキーを使用しないセッション管理モードで失敗することがあります。 これは、通常の CSP フォームで発生することもありましたが、非常に稀な現象でした。 今回の変更により、この問題を修正しています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP : ゲートウェイ
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : CMT177
要約 : 特定の状況で発生する 32K 以上のテキストエリア要素のポストに関する問題の修正
説明 :
今回の変更により、32 文字以上を含むテキストエリア要素を POST すると発生する問題を修正しています。 特定の状況で、テキストエリアの文字が削除されることがありました。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : CSP : ゲートウェイ
プラットフォーム : Linux
DevKey : CMT182
要約 : ゲートウェイが、Linux 上の iPlanet/Sun ONE Web サーバで確実に動作するように変更
説明 :
Sun は、Sun ONE (旧 iPlanet) バージョン 6.1 サーバの規定の振る舞いを変更しました。 主に NSAPI 拡張から処理される要求に関連した変更です。
変更により、現在のサーバは HTTP レスポンス・ヘッダを確実に構築、配信できるようになりました。 以前のバージョンでは、NSAPI 拡張は、自身のヘッダをクライアントに戻し、モジュールが NSAPI ヘッダを構築、配信する関数を暗黙で呼び出さない限り、このプロセスを実行しないことがありました。
今回の変更により、ゲートウェイが、Linux上の 最新 iPlanet/Sun ONE Web サーバで確実に動作するよう重要な修正を行っています。
| 可能性 |
高 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
あり |
カテゴリ : 言語
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : CDS532
要約 : 入出力キーワード・テーブル切り捨ての修正
説明 :
入出力キーワード・テーブルは、バージョン 5.0.5 で不意に切り捨てられていました。/WRI、/WRITE、/XYT、/XYTABLE は有効なキーワードとして認識されず、Windows システムでこれらの使用を試みると <SYNTAX> エラーが発生していました。
Unix システムと VMS システムでは、最後の /XYTABLE のみが同様の理由で切り捨てられていました。
今回の変更により、両方のエラーを修正しています。
| 可能性 |
高 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : ネットワーキング
プラットフォーム : Windows
DevKey : TTS031, TTS048, TTS073
要約 : インターシステムズのパケット・ドライバの更新
説明 :
今回の変更により、インターシステムズのパケット・ドライバを更新し、Windows "Plug-n-Play" での問題を修正しています。 今回の変更前は、インストールあるいはアンインストール中に Windows システムで障害が発生することがありました。
また、現在ドライバは、多くのダイナミック処理をパケット・ドライバ・ハンドル経由で適切に実行するため、システムはよりスムーズな処理を進めることができます。
ドライバ内部のバージョン番号は、変更により更新されています。
| 可能性 |
中 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : オブジェクト
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : DLP1137
要約 : クラス・インスタンスが不正に変更済みのマークをつける
説明 :
特定の状況で、Count() あるいは %GetNext() を呼び出すと、クラス・インスタンスは変更済みとマークされ、1 つ以上のオブジェクトのインスタンスをデータベースに格納しました。 例えば、一つの "親" オブジェクト・インスタンスが複数の "子" オブジェクトを持ちました。 今回の変更により、オブジェクトの変更状況を適切に保持します。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : オブジェクト
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MC429
要約 : アップグレード中に SQL 特権の削除の回避
説明 :
アップグレードを行うと、特定の状況で、SQL テーブルの特権を削除することがありました。 今回の変更により、アップグレードを行っても特権を維持します。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : オブジェクト : SOAP
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MXT507
要約 : Web サービスからアプリケーション SOAP 障害を適切に返す
説明 :
Web サービスの ReturnFault() メソッドは、障害の発生後、SOAP ボディの作成を適切に防ぐことができませんでした。 この問題は、修正されています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : オブジェクト : XML
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MXT539
要約 : スキーマ・ソースに UTF-8 以外の文字を正確に表示しない XML スキーマ・ウィザード
説明 :
今回の変更前は、XML スキーマ・ウィザードは、UTF-8 以外の文字セットにコード化される XML ドキュメントを適切に処理できませんでした。現在スキーマ・ウィザードは、<?xml ...> 指示語で指定された文字セット・エンコーディングを使用します。
| 可能性 |
中 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : SQL : ゲートウェイ
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MIT314
要約 : パラメータを持つクラス・クエリが存在するリンク済みテーブルでの障害
説明 :
今回の変更前は、リンク済みテーブル (例えば、Microsoft SQL サーバ上のデータなど) にパラメータを持つクラス・クエリが存在し、そのパラメータを WHERE 節で参照する場合、クラスをコンパイルしようとすると <SYNTAX> エラーが生じることがありました。 今回の変更によりこの問題を修正したため、クラスは適切にコンパイルされるようになっています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : SQL : ゲートウェイ
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : MIT316
要約 : 外部テーブルでの HAVING 節のサポート
説明 :
今回の変更により、他のデータベースからリンクされたテーブルに、HAVING 節を生成できます。 以前のバージョンでは、SQL が他のデータベースに送信されると、HAVING 節を誤って削除していました。
| 可能性 |
高 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : SQL : JDBC
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : AND455
要約 : (一括) 挿入/更新の完了後、すべてのストリームを暗黙でクローズする
説明 :
特定の状況で、大量のストリームを一括挿入あるいは一括更新すると、<MAXSTRING> エラーを発生することがありました。 処理の完了時、ストリームは適切にクローズされませんでした。
この場合、ストリームをオープンしておく必要はないため、現在 Caché では、一括挿入/更新の完了後、すべてのストリームを自動的に削除します。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : SQL : ODBC
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : JCN491
要約 : 日本語の SQL テーブル/フィールド名によるエラーの発生
説明 :
ISDIGIT ANSI 関数を内部的に使用すると、255 以上の整数値で未定義の振る舞いが生じていました。この障害は、バージョン 5.0.5 と 5.0.7 で発生しましたが、今回の変更により修正されています。
| 可能性 |
高 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : SQL : クエリ処理
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : AK555
要約 : 括弧内の TOP 定数/変数の許可
説明 :
括弧で囲まれた TOP の後ろに、定数、ホスト変数、"?" を使用できます (これまで Caché は、定数式を含む一般的な式を TOP の後ろに置くことはできませんでした)。 他のベンダは TOP の後ろの定数のみをサポートし、括弧は定数のリテラル置換を防ぐ必要があるため、今回の変更は外部テーブルに適応されます。
| 可能性 |
中 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : SQL : クエリ処理
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : AK577
要約 : 次に "y" が来る分割添え字の修正
説明 :
今回の変更前は、Caché が親参照フィールドで IN 条件を使用してクエリをコンパイルしようとし、条件に 1 つ以上の "||" 要素を持つ場合、エラーを生じることがありました。
例えば以下のような場合です。
SELECT * FROM grandchild WHERE parentref IN ('1||2', '3||4')
今回の変更により、正確にコンパイル処理を進めることができます。
| 可能性 |
中 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : SQL : クエリ処理
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : AK590
要約 : リンク済みテーブルに複数の外部結合を持つ FROM を適切に処理
説明 :
リンク済みテーブルを使用するクエリが 1 つ以上の外部結合を含む場合も、現在は適切に処理します。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
あり |
カテゴリ : SQL : クエリ処理
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : AK591
要約 : ISNULL() の条件で保持されるパディング
説明 :
特定の WHERE 条件により、クエリ動作に影響を与えずに、外部結合を通常の結合に変換することができます (通常の結合の方が、外部結合よりも効率的な処理が可能です)。
以前のバージョンでは、ISNULL、NVL、COALESCE、NULLIF、IFNULL、DECODE、CASE のいずれかを使用する場合や、外部関数あるいはユーザ定義関数のフィールドがある場合、この変換を実行するという条件を正しく分析できませんでした。 今回の変更により、この分析機能を修正しています。
OR 条件に関連するクエリを正確に変換する分析も追加しています。
また、WHERE 節内の外部関数あるいはユーザ定義関数の呼び出しで、NULL 引数が存在する場合、通常 3 つの論理 NULL の分析を正確に行います。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : スタジオ
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : RAW442, RAW444
要約 : スタジオの信頼性の向上
説明 :
特定の状況で、プログラムのフラグメントをコピー、ペーストしようとすると、内部バッファのオーバーフローによりスタジオがクラッシュすることがありました。 プログラムのフラグメントは、フラグメントの内部表現が割り当てられた以上の領域を必要とするため、多量の小さな構文要素を持つようになります。 今回の変更により、コピーされたセクションを格納できるよう十分な領域を確保しています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
中 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : CDS535
要約 : Event.Wait() 割り込みの処理
説明 :
プロセスが $System.Event.Wait() を使用して一定時間の待機を実行中、JOBEXAM など別のプロセスからシグナルを受け取ったり、データベースのマウント後に内部テーブルを更新するようシグナルを受け取った場合、タイミング・メカニズムが廃棄され、プロセスが Wait() から戻らないことがありました。 今回の変更により、適切に動作するようになっています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : JLC591
要約 : $QUERY/$ORDER 時に変換された添え字で発生するエラーを修正
説明 :
今回の変更により、Unicode 以外の Caché システムに影響するエラーを修正しています。 このエラーは、ISM バージョン 6.2-6.4 までの添え字の内部エンコーディングを、Caché 標準照合に変換中に発生します。 このような変換は、
%GIF を使用する際などに起こります。
ÿ (ウムラウト記号を持つ小文字の "y" HTML = ÿ あるいは ÿ) で始まる添え字は、適切に変換されず、誤ったコードでデータベースに格納されることがありました。 これにより、そのノードに $ORDER または $QUERY 経由でアクセスすると、<WIDECHAR> エラーを発生していました。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : システム
プラットフォーム : UNIX
DevKey : JO1792
要約 : ユーザ・ジョブがデータベースから読み込めない場合、インクリメンタル・バックアップ処理を変更
説明 :
ライトデーモンが停止する原因となる欠陥を修正しました。 Unix システム上のデータベースが、すべての Caché ジョブから読み込みできない場合にのみ問題が発生します。データベースは、Caché インクリメンタル・バックアップあるいは並行インクリメンタル・バックアップに組み込まれます。 この場合、システムはバックアップ後に停止することがあります。
停止した場合、cstat で表示される wdwake 値で確認できます。 値は 2 になります。今回の変更により、発生していた問題は解決しています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : JO1794
要約 : データベースのディスマウントと再マウント後に、グローバル・ベクタのリセットを確実に行う
説明 :
今回の変更により、データベースのディスマウント後と再マウント後に、プロセスがグローバル・ベクタのリセットを飛ばしていた問題を修正しています。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : システム
プラットフォーム : Windows
DevKey : JO1799
要約 : Windows でデッド・ジョブを不正にレポートする欠陥を修正
説明 :
以下は、2004年4月22日に発生した Caché アラートです。
インターシステムズは、Caché プロセスを Caché から不正に削除する欠陥を修正しています。 この欠陥は、Windows プラットフォームでのみ確認されており、これまでは、Caché バージョン 5.0.x で発生しています。
$ZF() を使用して Caché を呼び出し、Windows セキュリティ・プロファイルを修正するプロセスでのみ、この欠陥が生じる可能性があります。 問題発生の可能性は低いですが、Caché が停止するなどその影響は深刻です。 お使いのシステムが障害を発生したかどうかを判断するには、cconsole.log ファイルのメッセージをチェックし、デッド・プロセスが "cleaned (消去)" されているかを確認します。例えば以下のように表示されます。
04/20-17:28:33:734 ( 4184) cleaned dead job, pid: 4224
消去された PID が Windows プロセスとして存在する場合、問題が生じている可能性があります。
メモ : "cleaned" というメッセージは、デッド・プロセスから保護するために通常の Caché 機能をトリガしたことを示しているため、メッセージ自身が欠陥というわけではありません。 さらに、PID は実行中の Windows システムですぐに再利用されます。したがって、"cleaned" メッセージのタイムスタンプの記録直後に Windows レベルに PID が存在しない限り、欠陥が発生することはありませんでした。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : システム
プラットフォーム : すべてのプラットフォーム
DevKey : LRS757
要約 : 多数のデータベースのアーカイブで生じる BACKUP リストア・エラーの修正
説明 :
以下は、2004年4月27日に発生した Caché アラートです。
インターシステムズは、バックアップ・アーカイブからリストアできなくなるという Caché バックアップでの欠陥を修正しました。 この欠陥は、Caché 4.1.x 以降すべてのバージョンが動作するすべてのプラットフォームとオペレーティング・システムで再現されます。
この問題は、16 個以上のデータベースのバックアップ・アーカイブでのみ発生します。 問題発生の可能性は低いですが、アーカイブするデータベース数が増えるほど可能性が高くなります。 存在するバックアップ・アーカイブは、実際にデータベースをリストアしなくても、以下のプロシージャで確認することができます。
存在するアーカイブがこのエラーを生じる可能性があるかどうかを確認するには、以下を実行してください。
- ^BACKUP の呼び出し
- オプション 3、"Restore Selected or Named Directories" の選択
- リストされたすべてのデータベースに "X" を付け、読み込み可能だがリストアされないようにする
"missing blocks" というエラーが発生せずにリストアがアーカイブ全体を読み込む場合、アーカイブはその条件に影響されません。 どのデータベースも選択しないようリストで "X" を付けたため、リストアするデータベースはありません。
メモ : 上述のプロシージャで 1 つのアーカイブの "clean" チェックを行っても、次のバックアップで問題が生じないというわけではありません。
今回の変更により、エラーを排除しています。 関連情報は、アラートに関する
最初のセクション を参照してください。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
あり |
| 拡張性 |
なし |
カテゴリ : ユーティリティ
プラットフォーム : Windows NT
DevKey : SAP157
要約 : WIN NT 4.0 での %PRIO の誤作動
説明 :
今回の変更前、LOW^%PRIO の呼び出し後に NORMAL^%PRIO を呼び出すと、優先順位 0 でプロセスを終了することがありました。 この問題は、Windows NT でのみ発生していました。
問題を回避するには、HIGH^%PRIO と NORMAL^%PRIO を順に実行し、優先順位を設定する必要がありました。
今回の変更により、すべてのプラットフォームで問題が発生しなくなったため、上記の回避策を実行する必要はありません。
| 可能性 |
低 |
| 危険性 |
低 |
| パッチ |
なし |
| 拡張性 |
なし |
ドキュメントの更新
Caché ドキュメントの内容は、編集上の改良、既存の内容の更新、新しい情報の追加など、リリースにしたがい改訂されています。以下は、以前のリリースから Caché ドキュメントに追加された重要な変更の概要です。
- SQL リファレンス・マニュアルに、プログラムの例を追加しています。
- Caché ObjectStript と SQL リファレンス間の相互参照を追加しています。
- SQL のシンボル・テーブルを更新しています。
- CSP ゲートウェイのインストールと構成ドキュメントを更新しています。
- 相互参照の素材に関連するアクティブ・リンクを追加しています。
その他に、例の追加、文法や誤字脱字の修正といった小規模な改訂も多数行っています。