スウェーデン全国患者サマリ(スウェーデン)
スウェーデン HealthShare を利用して記録的な短期間で
国民の電子カルテを開発、展開
2008 年、スウェーデンは、全国電子カルテの開発に着手する契約をサプライヤと交わしました。このような電子カルテの開発は世界でも初めての試みでした。医療情報交換プラットフォーム InterSystems HealthShare をベースとした全国患者サマリ(NPÖ)は、患者の安全と医療の質の向上に向けたスウェーデンの国家IT 戦略プロジェクトの一つです。スウェーデンの第一の目的は、時間と場所に関係なく、市民それぞれの重要な医療情報に医療従事者がオンラインで安全にアクセスできるようにすることでした。

スウェーデンは、短期間で成功を収めてきました。1 年強で、21の医療地区の最初の県(オレブロ県)に電子カルテ(EHR)が配備されました。2012年末までに残りの医療地区がオンライン化され、スウェーデンはまさに国家的なEHR を有することになります。
実績ある信頼性、拡張性、既存の医療システムとの相互運用性の面から、HealthShare が選択されました。10 名に満たない開発者と管理者がNPÖ に取り組み、非常に厳しい時間的制約の下でこのプロジェクトを成功に導いていきました。
NPÖを使用すると、全ての医療履歴を確認でき、他の医師の診察で得た重要な情報が
欠落していないことが患者にもわかるので、私たちに対する患者の信頼や満足感が高くなります。
オレブロ大学病院 診療科 医長、ベンジ・カーマン氏
HealthShare を使用すると、医療従事者は、患者のプロフィール、投薬リスト、検査結果、アレルギー、安全で効果的な医療を確保するために最も重要と考えられるその他の情報を集約して、ブラウザに表示できます。医療提供者は単にクリックするだけで、概要に関連する詳細情報を表示できます。検査結果は中央リポジトリに保存され、その他の患者データは、必要に応じて地域のプロバイダの電子カルテシステムから取り出すことができます。
NPÖでは、さらに高度なシステムを目指し、HealthShareを使用して、市民がWebポータルから自身の医療情報にアクセス可能にする計画や、本当の意味で、時間や場所に関係なく、医師がスマートフォンから必要な医療データにアクセスする計画が進められています。

